カウンセリングの種「公園で出逢った母娘その③」 #心の訪問サポート

昨日、藤沢の公園で出逢った母娘の話の続きを投稿します。
俯いてしまった母親に、私「お母さん、お子さんを見て下さい。とても楽しそうに遊んでいますね、私にはとても幸せそうに見えますよ」、母親は子供を見つめ、母親と目が合った女の子が「ママ」と笑顔で手を振りました。それを手を振って優しく見守る母親に鏡を手渡しし、私「顔の表情を見て下さい。凄く優しい表情でお子さんを見てますよ、ご主人と別れる前はどうでしたか？もしかして子供の前で悲しい表情してませんでしたか？」母親はハッとして私の顔を見てきたので、私「子供は親が思っている以上に親を見ています。そして幼い心を痛めていたかもしれませんね」、母親「まだ小さいのに・・」、私「子供は親の背中を見て育つんですよ、苦しんで悲しい顔をしたお母さんを見たくないと思います。子供はお母さんの笑顔が大好きなんです」、母親「そうですね、私も母親の笑顔大好きでした」、私「お母さん、私が言いたいこと、お母さんがこれから何をすべきかわかりましたか？」、母親はしばらく考えていましたが、母親「不安はあります・・・でも、娘を精一杯愛して育てます。寂しい思いをさせてしまうかもしれませんが」、私「大丈夫ですよ、子供が本当に寂しいと思うのは自分の存在を否定されたり忘れられることなんです」、母親「私、どんなに仕事が忙しい時でも娘のことを忘れたことはありません」、私「それで良いんです、帰った時に愛情を込めて抱きしめてあげてください。お母さんがどーんと構えて元気に前向きに生きれば、子供は将来きっとお母さんを助けてくれる存在になりますから」、母親「ありがとうございました、胸のつかえが取れました」、私「では私はこれで」と帰ろうとした時に、母親「待ってください」と言いながらスマホを操作しはじめ、財布を取り出し「料金です」と言ってお金を差し出してきました。母親「受け取ってください、それだけのことをしてくれましたから」とニッコリ。母親「私のように悩んでいる母親多いと思うんです、仲野さんのお話をもっと沢山の人に知って欲しいですね」、そこでプライバシーに配慮し投稿することに了解いただけました。その後母娘は手をつないで仲良く帰っていきました。
今、同じような悩みを持ってるシンママが増えています。少しでも何かの参考になればと思い、思い出しながら投稿させていただきました。
三日間に渡っての投稿に付き合っていただきありがとうございます。
神奈川平塚から想いを発信する名も無きカウンセラーの独り言でした。