カウンセリングの種「子供に手を挙げてしまうママさん　その②」 #心の訪問サポート

あるママさんから「いけないと思っているけど、子供を叩いてしまい良心の呵責に苛まれている」という相談がありました。
育児環境にも経済的にも問題はありませんでした。

そこでママさんの成長過程を遡りながら辿ってみると、小学生高学年あたりから明らかに落ち着きがありません。

低学年に入る頃には呼吸も荒くなり、これ以上は危険と判断し中止し、ママさんが落ち着くのを待って催眠誘導(テレビで見るような催眠ではないですよ、本人の意識はあります)を始め、静かに語りかけました

「もう一人の傷ついたあなたに、ようやく勇気を出して話しかけることをしてみてください。・・・・・」

約三分間語り終わる頃にはママさんは号泣し、そして優しい笑顔のママさんに戻りました。

子供の頃に母親から虐待を受けていた経験から子供を叱る時どうしていいかわからず手を挙げてしまっていたようです。

現在母親とは良好な関係だと確認したので、最後に一つだけ提案しました。
お母さんに会うこと、そして昔の事や今の自分の事を話し合ってみてくださいと。

後日、ママさんから母親も自分と同じであったこと、二人で号泣しながら抱き合い、今は以前より更に良好な関係になり、子供にも今までの事を謝りましたとの連絡がありました。
「虐待の連鎖」はどこかで断ち切らないと何処までも続くと考えさせられました。

子供の笑顔が大好きなママさんへ
～ママの笑顔が子供を幸せにする～

神奈川平塚から笑顔をお届けする「キラキラ心理メソッドNAKAさん」からの独り言でした。

#心の訪問サポート

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